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赤毛のアンのお隣の家のレイチェル・リンドから名前をお借りしました。趣味は・・・いろいろなのですが・・・・「つくる」ことかな。主に、アリスと、レイの作品を紹介していきます。この画像も作品です。
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2014年02月02日

里親って・・・

里親って・・・


「明日、ママがいない」の中で、児童相談所の人が「親が子どもを選ぶのは間違っている。子どもにも選ぶ権利が・・・」と言いました。
でも、それは間違っています。

親は子どもを選べません。
このドラマを書いた人は、例えばペットショップにいってペットを買う時のように、施設に行ってどの子が良いかな・・・なんて選ぶと思ってるのかしら。

実際には、里親は子どもを選べません。では子どもが選ぶ?それもできません。この子が里親で育てられる方が良いとなったら、児童相談所の人たちが相談して、どの里親に頼むのか決めるのです。

では、里親で育つ子が少ないのは、児童相談所がサボっている?そうではなく、一つには、里親が少なくて、その子にふさわしい候補が見つけにくいこと。もうひとつは、(これが一番ネックらしいです)実の親が嫌がること。「里親宅に預けたら面会に行きにくい」「里親になついてしまう」と言って、施設の方を強く希望するらしいです。これは、最近読んだ本に書いてありました。

どんな親でも実の親(生みの親)の方が良いという風潮があって、虐待する親でも、施設に入れっぱなしで年に1回くらいしか面会に行かない親でも、親は親、「里親は嫌だ」と言ったら逆らえないようなんですね。

先進の諸外国では、虐待親は親権取り上げられますし、施設に入れっぱなしで半年とか面会に行かないとこれも取り上げ。親だって言うのなら親らしい事をしろってことです。でも、日本ではそんな親でも親権を主張できるのです。

ドラマの中の子どもたちは、前にも書きましたように、コガモの家が一般の施設より家庭に近いとみなされているはずなので、ここから養育里親のところに行くようなことは、めったにないはずです。

たとえ、ここがファミリーホームではなく一般の児童養護施設だとしても(職員少ないし、施設は整ってないしありえないけど)子どもに選ばせる前に、児童相談所が親に相談するはずなのですよ。もしかして、あの児童相談所の人は、親から許可を得た子どもたちばかりを選んでここに送り込んでいる・・・・?だったら、ここに送る前に、直接里親の方に連れて行けばいい。

親が行方不明の子ども達なら、親が「反対」はしないから、養育里親に預けられる可能性はありますね。でも、もしも「ポスト」を養子縁組に・・となると、里親のところでしばらく暮らして、、慣れてきて、さあ、実際に養子縁組をしましょうと裁判所に申請する頃になって、親が現れて「反対」と言ったら、里親さんのショックは計り知れないでしょう。児童相談所の方々も、そんな危ない橋は渡らないでしょうね。ということで、彼女は養子縁組は無理でしょうね。

ドラマを書いている人は、養育里親と養子縁組前提の里親の区別もついてないようですし、生みの親の意見も聞かずに児童相談所や施設があれこれできると思っているような気がします。そんな施設は、草原をチョコボが走り回っている世界にならあるかもしれませんが、日本には可能性としてもありえない事なのです。


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Posted by レイ at 15:47│Comments(0)そのた
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